2020
07.24

こうも見えるけどこうも見える

BLOG

女子が

「もうめっちゃ好きな人出来ちゃったんです!!
めちゃくちゃ格好良くて人となりも素敵で〜〜〜!!」

「えー、そうなの!
そんなに素敵な人なら写真見せてー!」

「えー見せてじゅんこさん惚れちゃったらヤダしぃ〜」

なーんて言いながら、
照れ臭そうにちょっぴり身悶えして
恥ずかしそうに、でも嬉しそうにスマホをスクロールし、

あ、これ!・・・んーでもイマイチ。
あ、これはーいいけどー横向いちゃってるなあとか

とぶつぶつ言いながら見せてくれる・・・
そういう写真。

それを見て、まず
男前だったことはない。

ですよね?
だいたい、普通。

うん、普通に素敵だね!って感じ。
そんなに身悶えしちゃうくらいに
「格好いい!」では
まーない。

そういう経験、皆さんもおありになりませんか?

私は仕事柄、人から相談事をもらうことが多いので
それはやはり恋愛ネタも含む、ということで
結構あります。笑

去年もある女性と
全くーーーー同じように話が進み、
これはいつものパターンだなあと思いながら
でも写真をみてみたい好奇心に勝てず
「見せてー」とお願いした笑

「もうめちゃくちゃ格好良くて!
年下なんだけどね、いい感じなのー!
写真なんて見せて、順子さんが好きになっちゃったらやだーーーー!!」

と大騒ぎで見せてくれた写真にも言葉がかけられなかった。

そうか、そうか。
ほんと恋は盲目。
この人もそうか。

なんとも微笑ましく思ったものである。

物事は一事が万事それで、
誰かにとっていいものが、あなたにとっていいものとは限らない。

立場や置かれている状況、これまでの経験
それら全部違うわけで、
違って見えるそんなの当たり前だ。

だからこそ。

誰かがいいと言ったものを
本当にそれは私にとっていいものかどうかを
自分で感じられないと自分が見失われるのだよ。

例えば。
世の中にある意味不明なサービスってこう言う風に作られていく。

誰かが何かをいいと言う。
こうだからこうだ!

そうだそうだ、とある人は言い、
いや、それは違う、なぜならば、とある人は言う。

言われた方は、だったらこうしようと言う。
そうだそうだ、とある人は言い、
いや、それは違う、なぜならば、とある人は言う。

そして最終的には本当にやりたかったものとずれていき
誰にも刺さらないサービスになる。

マスクもキャンペーンもたぶんこんな感じだ。

例えば。
あなたがサービスを作れない理由もここにある。

私はこれがいいと思うけれど、
誰かはいいと思わないかもしれない。

自分の中のもう一人の自分が言う。
だったら、こうすればいいじゃない。

そうか、じゃあもうちょっとこうしてみよう、
でもそうすると、こういう人がこういう意見を持っているかもしれない。
はたと思いついて心配する。

そうか、じゃあ、こうしよう。
じゃあ、こうしよう。じゃあ、じゃあ・・・。

そうして、自分が本当にやりたかったものから離れていく。

最終的には「こんなの私のやりたかったことじゃない」
もしくは「こんなのやったって仕方ない」
もしくは「やって誰かが違うという。だったらやらない方がまし」

自分を何かに明け渡したら
もうそっから見えるストーリーは延命ストーリー。

ふう、今回は大丈夫だった、今回は生き残った。
その繰り返しが延命ストーリー。

それって幸せ?

もっと自分の大きな可能性とともに
毎日幸せを感じていたいね。